国家資格(医療資格)その1
歯科技工士
歯科技工士について・・・
歯科技工士とは入れ歯(義歯)、差し歯、金冠、矯正装置などの製作、修理などを行う専門技術者がもつ、厚生労働大臣認定の国家資格です。
歯科技工士は患者さんの口の中を触れることは出来ません。歯石を取ったり、歯磨き指導するのは歯科衛生士または歯科医師のみです。
歯科医療では、歯がなくなることでかむ能力が低下しますと、全身的健康が阻害されるといわれています。
それらを防ぐためにも、歯ならび、かみ合わせのバランスを考えることが重要ですし、冷静な判断力と技術力が歯科技工士には求められています。
歯科技工士になるには、歯科技工法によって施工される歯科技工士国家試験に合格しなければなりません。合格率は例年98%以上と高い合格率です。
受験資格取得は、歯科技工士養成所指定規則並びに学校教育法に基づいた学校を卒業しなければいけません。
歯科技工士の給料や現状は下記の通りです。
04年末時点で、実際に就業している歯科技工士の数は3万5668人程度です。歯科技工士資格保持者の就業者数は、ほぼ3万5000人前後で安定しています。
民間に勤める歯科技工士(調査時平均年齢38.4歳)の現金給与月額は30万8800円、推定平均年収は407万円というデータがあります。
義肢装具士
義肢装具士とは義手や義足を製作する専門職です。
「義肢」とは、義手や義足の総称のことで、「装具」とは、体の機能が低下した部分を補ってくれる器具のことで義肢装具士とは、医師の指示のもと、事故や病気などで手足や体幹機能を失った人のために、その機能を代替する義肢装具を製作する職業と言えます。
義肢装具士になるには、「義肢装具士」の国家資格を取得が必要。
受験資格については、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定する義肢装具士課程のある専門学校や養成所などで、定められた課程を修了する必要があります。
主な就職先は、福祉用具メーカー、リハビリテーションセンター、義肢装具製作所など
作業療法士
作業療法士とはリハビリテーションの現場において、理学療法士とともに活躍するメディカル・スペシャリストです。
心身に障害を持つ人びとが、日常生活や社会生活を再建できるように心身機能の回復を促し、身の回りのことを主体的 に対処できるようにサポートします。
また、障害のために失われた能力を代償するために、補装具、福祉用具、生活環境の調整などの援助を行います。
つまり作業療法は、作業活動・場面・人間関係を医学的知識・作業活動分析や心理分析の知識、そして能力代償の知識・情報を基盤に、意図的・治療的に用いる医療技術です。
このように作業療法士は、トータルリハビリテーション医療において、重要な役割を担う医療専門職種です。
理学療法士
理学療法士とは病気やケガにより、日常生活に支障をきたした方々に対して、起き上がり、 立ち上がり、歩行などの基本的な動作能力の回復をはかる、身体的なリハビリテーションに携わる職種です。
ここ数年においては医療福祉分野にとどまらず、保健・スポーツ・教育とジャンルを超えて、活躍の場は広がる一方です。社会的ニーズが広がるにつれて、理学療法士の数も年を追うごとに急増しています。
基本的には病院やリハビリテーションセンターといった医療分野での就職になりますが、保健・福祉・スポーツ・教育分野へとジャンルを超えて活躍の場は広がる一方です
臨床工学技士
臨床工学技士とは、厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指示の下に生命維持管理装置の操作および、保守点検を行うことを業務としています。
生命維持管理装置とは、呼吸(肺)、循環(心臓)、代謝(腎臓)の機能の一部を代行する装置です。
近年ますます高度・複雑化する医療分野に於いて安全かつ円滑に医療を提供するためには、医学知識のみでなく工学知識にも精通したスタッフが必要とされています。
臨床工学技士はこのような情勢から生まれ、医療機器、特に生命維持管理装置の操作・保守点検を生業とします。CE(Clinical enngineer)が正式略称ですが、一般的に ME(エムイー)と呼ばれることが多いようです。
臨床工学技士になるには臨床工学技士国家試験に合格する必要があります。
高校卒業後、臨床工学技士養成校で3年間、専門知識・技術を学んでから受験するのが一般的です。
専門学校などでは、生体機能、生理解剖などの医学知識のほか、実習を通して電気・電子、機械などの工学知識を学びます。
患者の生命に直結した装置を扱う仕事だけに、異常が起きたときは冷静沈着な対応が不可欠。常に慎重に、細心の注意を払って操作を行うことが求められます。
歯科衛生士
歯科衛生士とは歯科疾患の診療補助、予防処置、保健指導を行ない、歯科医療を側面からサポートする技術者です。
以下が主な仕事内容になります。
歯科予防処置
むし歯や歯周病にならないための予防的な処置を行います。歯や歯ぐきに予防のための薬を塗ったり、上手な歯磨きの仕方を教えます。
歯科診療の補助
歯科医師の指示のもとで治療の一部を手伝います。
また、器具の受け渡しなどの介助をして治療を円滑にすすめます。 歯科保健指導
歯科医師の指示により、一般の人々に口腔(口の中)の健康について指導します。
むし歯や歯周病に悩む多くの患者さんにとって、歯科衛生士さんは必要な存在で全国的に需要が不足していることから、就職率は100%です。
取得方法は歯科衛生士養成機関(当院3年)を卒業後、国家試験に合格すれば、厚生労働大臣免許が取得できます。
言語聴覚士
言語聴覚士とはことばや聞こえなど、コミュニケーションに障害のある方や周囲の方々に対して、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、教育関係者、療育関係者などと連携を取りながら、相談・評価・訓練・指導などの専門的な援助を行います。
仕事内容は仕事内容は音声機能、言語機能または聴覚に障害のある患者さんに機能の維持向上を図るため、訓練・検査・指導・その他の援助を行います。
医療機関:病院のリハビリテーション科、脳外科、耳鼻科、形成外科、小児科など
保健機関:老人保健施設、保健所、保健センターなど
福祉機関:体障害者福祉センター、療育センター、ことばの相談室など
教育機関 :学校のきこえの教室、ことばの教室など
臨床検査技師
臨床検査技師とは病院などの医療機関において種種の臨床検査を行う技術者です。
臨床検査は大きくわけて2つに分ける事ができます。
生理機能検査
血圧・心電図・肺活量・脳波などの機能検査や、超音波やMRI等を使う画像検査などの人体に直接働きかけを行う検査。
検体検査
血液、尿、糞便、喀痰、あるいは身体組織の一部を採取し、試験管内の反応や顕微鏡観察を通じて調べる検査。
臨床検査技師になるには高等学校を卒業後、大学(4年制大学、3年制短期大学)や、3年制専門学校で臨床検査技師の養成課程を修め、国家試験に合格すればなることができます。





