国家資格(医療資格)その2
診療放射線技師
診療放射線技師とは、医療機関において放射線(X線)を取り扱うための専門知識をもつものとして認められる国家資格です。
診療放射線技師は、医師の指示のもとに患者のX線撮影を行なったり、MRIや超音波検査装置などの操作を担当し、病気の早期発見や診断には、放射線による検査は欠かせない技術です。
受験資格は文部科学大臣の指定した学校または厚生労働大臣の指定した診療放射線技士養成所において、3年以上必要な技能と知識を習得した者となっています。
救急救命士
救急救命士とは、救急現場や救急車内で、医師の指示の下、救急救命処置を施す専門家を認定する資格です。
1992年の救急救命法改正により設置された、厚生労働大臣認定の国家資格で、試験は(財)日本救急医療財団が実施しています。
救急救命法改正以前は、救急車の中でも医師でなければ医療行為はできませんでしたが、この資格により医師でなくても蘇生措置やAEDなど救急医療業務が行えるようになりました。
救急救命士になるには、文部科学大臣指定の学校、または厚生労働大臣指定の養成所で2年以上学び、毎年春と秋に実施される国家試験に合格することが必要です。
気になる合格率は9割近いく非常に取りやすく、医療現場で活かせる資格となっています。
助産師
助産師とは産婦の不安や恐怖感を緩和し、安心して分娩できるように、妊産婦への保健指導や分娩時の介助、育児相談などができる人材であると厚生労働大臣が認定する国家資格です。
受験資格は、看護師の免許を持っているか、看護師国家試験の受験資格を持ち、文部科学大臣の指定した学校で6カ月以上助産に関する学科を履修した者、または厚生労働大臣指定の助産師養成所を卒業した者などに限られます。
助産師は母胎の医学的な観察・指導・ケアを行なう助産、新生児の観察、へその緒の切断と傷口の処置、沐浴など妊娠から出産、そして育児まで母子の健康を守る介助活動をします。
分娩後は新生児のケアや保健指導、産後の女性に対しての授乳教育や育児相談など幅広く母子をサポートします。
助産師になるためには国家試験に合格する必要があります。
看護専門学校(3年)または看護短大(3年)を卒業後、助産師養成学校(1年)を卒業することで受験資格が得られます。助産師養成校には看護専門学校の助産師学科や看護短大の助産学専攻学科などがあり、科目実習の他に10例程度の分娩介助の実習を行ないます。
看護大学(4年制)の中には必要科目を履修して卒業すると、看護師国家試験と助産師国家試験の両方の受験が可能なところもあります。
保健師
保健師とは看護大学や保健師養成校において所定の教育を受けた後、国家試験に合格して得られる国家資格(免許)です。
保健師助産師看護師法では「厚生労働大臣の免許を受けて,保健師の名称を用いて,保健指導に従事することを業とする者をいう。」とされています。
保健所や市区町村において、各種健康診断、予防注射、妊婦の相談、育児の指導など地域住民の健康管理や保健指導を行っています。
また、企業では従業員とその家族の健康管理、病院などでは、看護活動を看護師などと連携し活動します。
准看護師
准看護師とは都道府県知事の免許を受けて医師・歯科医師あるいは看護師の指示を受けて傷病者もしくは褥婦(切迫早産、前期破水で早産・未熟児分娩のおそれがある妊婦など)に対する診療上の世話または診療の補助を行う者をいいます。
准看護師になるには都道府県知事の行う准看護師試験に合格する必要がありますが、以下のような受験資格が必要となります。
(1)文部科学大臣の指定した学校において2年の看護に関する学科をおさめた方。
(2)厚生労働大臣の定める基準に従い、都道府県知事の指定した准看護師養成所を卒業した方。
(3)外国の看護師学校を卒業し、または外国において看護師免許を得た方のうち、看護師国家試験の受験資格は認められないが、厚生労働大臣の定める基準に従い、都道府県知事が適当と認めた方。
●准看護師と看護師(正看護師)の違いは?
看護師は国から(厚生大臣)の免許交付であり、准看護師とは都道府県知事から免許交付を受けます。
また准看護師は、医師や看護師の指示を受けなければ、全ての看護業務を出来ません!
正看護師と比較して准看護師の方が若干給与水準が低いことが一般的なようです。
栄養士・管理栄養士
●栄養士・管理栄養士とは
管理栄養士・栄養士は多種多様の第一線で働いています
●栄養士とは・・・
都道府県知事の免許を受けて、栄養士の名称を用いて栄養の指導に従事することを業とする者。
●管理栄養士とは・・・
厚生労働大臣の免許を受けて、管理栄養士の名称を用いて、傷病者に対する療養のため必要な栄養の指導、個人の身体の状況、栄養状態等に応じた高度の専門的知識および技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導並びに特定多数人に対して継続的に食事を提供する施設における利用者の身体の状況、栄養状態、利用の状況等に応じた特別の配慮を必要とする給食管理およびこれらの施設に対する栄養改善上必要な指導等を行うことを業とする者。
●栄養士なるには?
栄養士の資格を取得するには、厚生大臣から栄養士養成施設として指定された学校に入学し、必要な課程を履修して卒業する必要があります。
栄養士養成施設には4年制大学、短期大学(3年制及び2年制)、専門学校(3年制及び2年制)があります。
管理栄養士になるには、栄養士免許を取得した後、管理栄養士国家試験に 合格しなければなりません。
薬剤師
●薬剤師とは
薬は私たちの生活に欠かせないものになっています。
病気やけがで、病院や診療所(医院)にかかって薬をもらったり、体調がすぐれないときに町の薬局・薬店で大衆薬を購入したことがきっとあると思います。
こうした薬が製薬企業で作られ、医療機関や薬局等を経由して消費者の手に届くまでのすべての過程で、薬学を基礎とした専門的な立場から関与しているのが薬剤師です。
薬剤師の任務は、薬剤師法という法律で「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と規定されています。
●薬剤師の就職
薬剤師の資格を有している人が働く職場は主に薬局や医療機関での調剤業務です。
その他には製薬企業での医薬品等の研究開発・製造、流通、販売、行政機関における許認可・監視指導・試験検査、教育機関など多岐にわたっています。
看護師
●看護師とは?
看護師とは、医師の指示の下、専門的な知識、技術に基づいて、診療の補助や、さまざまな病気や障害で療養生活を送っている患者に過ごし易いよう日常生活の援助を行い、自らの判断で主体的に看護を行うものです。
医療チームの一員として患者さんに最も近く、最も長く接する職業です。
●看護師情報看護師試験難易度
専門の学校で勉強し、受験するため。合格率は94%位と高い。看護師の就職
病院、介護老人保健施設など求人は多い看護師の仕事内容
身体と心理、生活環境、社会的立場などを考慮に入れ、最適な医療環境をつくり、安心と看護を提供します。





